サンライズを楽しんだ後、いよいよウルルに近付いてみる。
見えてきたのはこんな光景。蟻さんの行列。
こんな感想はやはりアボリジニーの人々も持つらしくウルルに登ってゆく人々を
「ミンガ」と呼ぶのだそうだ。そのまんま「蟻」の意。

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この日は少々風があって登山口はひょっとして開いていないかも知れない。
そうガイドさんは言っていたのだけどこの通り。
既に登る人で登山口は賑わっていた。
これもある種の運のようで同じような風向きやお天気でも開いていたり閉まっていたり。
この辺り明確な規定はないのかも。だってオーストラリアですもん(笑)

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登り始めのところにある白い看板。
こちらは実は「ウルルに登らないで!」というような内容が各国語で書いてある。
もちろん大勢訪れる日本人のために日本語もあり。
ここで述べられているのは危険だから命を大切にしてという内容で
それでも登るなら以下のことに注意してください、と注意事項が書いてある。
そもそもはアボリジニーの人々にとってウルルは神聖な場所だからというのがおそらく本音だろう。
実際に今でも儀式などが行われるために予告なしに近寄れないことがあったりするらしい。

だが実際にウルルに人々が登ることで得られる収入もあるわけで
絶対に登るな!と言えないところなのかも。
でも正直なところ登って欲しくないと中途半端な看板を出すくらいなら
絶対に登らせないと言ってもらったほうがいい気もする。
なんだか中途半端な感じなのだ、この辺り。

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それでもやっぱりウルル登山はこのツアーでもメインのイベント。
もともとは父も登りたいと言っていたのだが
ウルルは見た目より傾斜も激しくかなり厳しいと聞いていた。
父は体力はあるが足が完璧ではないので難しいと思うと伝えていた。
最初「登れないなら行く意味がない。」と不満だったようだけど
結局私達は登らないことを選択した。
キングスキャニオンの記事でも述べたけど母の足も完璧ではないので。
そして私。私は父と母に付き合って、とかウルルは神聖なものだから、とか
言い訳をしているけど実はあまり自信がなかっただけ(^^;)

この登山道、行きも帰りも同じ道を通るらしいのだが傾斜が急な部分には鎖が付いている。
この鎖が最初の数メートルはないのだそうだ。
何でも振い落しの意味があるとか。
そこまで自力で登る根性がない人は止めておきましょうということらしい(笑)
私登ってみてもここで振い落されてたかも?

さてウルルに登らない私達は周辺からウルルを眺めてみる。

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これもなかなか素晴らしいのだわ。
遠くから1枚の岩として眺めているときとこれだけ近寄ったときとでは印象がかなり違う。
雨の振った直後にだけ現れるという滝の跡の黒い筋が見えたり
アボリジニーのアートが見られたり。

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アボリジニーの人々が儀式をやるような場所は神聖とされていて
カメラは向けてはいけないことになっている。
でもそれ以外でも岩が少し削られて出来た小さな洞窟のようなものや
滝壷が干からびずに残っている場所などウルルの別の顔を見ることもできる。

そのほかに私達は近くにあるカルチャーセンターにも足簿延ばせた。
こちらもなかなか見応えあり。
でもここも撮影は禁止。建物自体も撮ってはいけないとのことだった。

その後は登山を終えた人々と再び合流しウルルの周りを少し歩いた。
1周は9KMとのことでちょっと見よりも長い気がしたけどどう思う?

ウルルの登山、全く心残りがないと言えば嘘になるんだけどね。
達成感は感じてみたかったなぁ、愛を叫んでみたかったなぁなんて思いつつ
次に行ってもやっぱり体力に自信がなくて登らないかもなぁと思う私です(笑)