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午前中のワイルドライフトークツアーを満喫しテンションあがった私は、YHのレセプションで今後の予定を相談することに。ブリズベンに到着したい日とバスパスを持っていること、そして寄りたい場所をざっと話して動きを相談。行く場所が決まったらそれぞれYHAの予約を入れようと思っていたのだった。

さてそんな時かなり助かるのが、実はYHAのレセプションはトラベルエージェントとしての窓口を兼ねていることが多いこと。YHAの予約だけでなくバスやツアーの予約、その他様々な手配をしてくれるのだ。レセプションの陽気なAlisonと話しているとあれよあれよと言う間にこの先10日間程の予定が立ってしまった!しかも言った先々で手配をしようと思っていたツアー等も全て含んだお得なパッケージ。当初予定していたプランよりもかなりアクティブなものになっていたけどおそらく個々に手配をしていたら経験できなかったことも多いハズ。これは郷に入っては郷に従え方式で行きましょう。トカゲもワニも持ってしまったからにはね(笑)

手配には少々時間がかかるとのことでそれを頼んでおいて私はランチ+ブッシュウォーキングに出かけることに。歩いて数分のHorseshoe Bayまで出てひとまずランチの計画。で、その行きすがら蛇に遭遇したりしたわけなんだけど(笑)

ビーチ沿いの道に並ぶ幾つかのお店の中から適当にひとつを選びそこでチーズバーガーを注文。できあがるのをテラス席でのんびり待っているとちょっと離れた隣の席に座ったおじさん?おじいさん?が"ヤーパン?"と声をかけてきた。スウェーデン人だというトゥールはオーストラリアに来てもう長く今はここに住んでいると。歩いてビーチに行こうと思っているというと丘の上のLookoutもいいから行ってみれば?と言う。行き方を聞いていると「久々だしもしも仲間が欲しければ一緒に行こうかな・・・?」と。

そんなこんなで道連れとなったトゥールが靴を替えに行くというので一旦彼の家へ。実はアーティストだというトゥールの家には彼の不思議な作品がいっぱい。ともあれ水を少々いただいてさて出発。

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のんびりウォーキング、なんて思っていたその道は意外とアップダウンあり。KAIちゃんじゃないけどスカートにビーサンでも意外と歩けるものだと知った(笑) 途中ネイティブな植物や虫、そして遠くに見える景色の説明なども聞けて思いの外楽しい。丘の上に行くのは時間的にムリそうなのでとにかくビーチに出てみた。

ここでああこの人は本当にアーティストなんだなぁと思ったのは見てるものの捉え方が違うのね。岩や砂、空や波、木々など全てが彼には芸術作品に見えてそれがたまらないらしい。「この波がつけた模様はなんて素晴らしいんだ」
「ここに座ってここからの景色を眺め観てご覧。」

そして空を見上げてみるとそれがまたアートだった。扇のように放射線の雲が水平線の方角から伸びていて空を覆っていて何とも言えない面白い景色を創り出していた。

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つくづく知らない場所へ行くことも、知らない人と知合うのも面白いものである。

暗くなる前にと元来た道を再びHorseshoe Bayへ。そしてトゥールの顔馴染みのレストラン(夜はバーかな)でお店のイスラエル出身だという女の子アフラックも交えて夕焼けのBayを観ながら語り合ったのだった。ちなみに夜は夜でどうしてもYHAで食べたいものがあったのでここではスパークリングウォーターを1杯奢ってもらいトーチを持ったトゥールに送ってもらいYHAに辿り着いたのだった。で、その帰りすがら大きな蛙に遭遇したりしたわけなんだけど(笑)

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ちなみに食べたかったのはコチラ。TOPの写真がYHAのカフェなんだけど宿泊するバンガロー以外は全てオープン。朝は輝くお陽様の下で、夜は降り注ぐ星空の下で食事をするのがまたたまらない。

このカフェはアジアンなカレーが有名らしくまぁまぁなお値段だったけどそれを食べないわけにはいかないじゃない? で、ビールをつけないわけには行かないじゃない・・・?

ということで短い時間だったけど大満喫したMagnetic Islandとももうお別れ。この先はAlisonに手配をしてもらったクィーンズランド大満喫の旅が始まるのです。