NSW

蒼い森へガタゴトと。

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いくら何でも放置しっぱなしだってば(笑)
でもそんなことなかったフリしてしゃらっと始めてしまいましょう。

と思ったけどここまでのAUS日記を読んでくれていたあなたも4ヶ月近くも放置されていたらさすがにこれまでの道のりを忘れておいででしょう。ということで簡単に今までのおさらいから(笑)

NZのクライストチャーチからシドニーに飛んだ私、5日後に空港へ両親を迎えに行き無事合流。いや、「出口は1つだよ。」とガセネタを流した私のせいでしばし会えなかったのだけど。でもその間辛抱強くそこを動かずに待っていてくれた両親に感謝!

ともあれ合流できた私達、同じホテルで4泊している間にプチ旅行も楽しみました。行先はシドニーからの日帰り旅行と言えばまず浮かぶブルーマウンテン。世界遺産であるその風景を2人に楽しんでもらいたくて、というか私も楽しみたくてここへ行くことに。以前シドニーを訪れた時同じように日帰りで向かったのだけど朝問題なかったお天気が着いてみるとすっかり雨。霧の向こうで有名なスリーシスターズどころか何も見えませんでした。そんなリベンジもあって(笑) 本当は泊まることを検討したのだけどちょうど時期がイースター。お目当てのホテルはいっぱいでした。それなら荷物を置いて純粋にプチ旅行を楽しもうと決めました。

初めは日本語ガイド付のバスを考えていました。でもシドニーからブルーマウンテンの玄関口であるカトゥーンバ(Katoomba)まではその名もBLueMountain線という電車が走っているのです。こういう近郊線って普通のツアーでは行かないじゃない?そして現地まで行けばHopOn/Offのバスもあり足には困りません。両親にもたまにはそんな日常っぽい外国を経験して欲しくて結局電車をチョイス。

シドニーのセントラル駅から朝8:18発のごく普通の電車に乗ってのんびりのんびり遠足気分でカトゥーンバへ。そこから15ドルのHopOn/Offのトロリーに乗り込みポイントポイントで好きなように乗り降り。隣の駅の可愛らしいルーラという町もちょっと覗いてみたりして。それからルーラカスケードというところで流れにそってブッシュウォーキング。そしていよいよスリーシスターズの見られるエコーポイントへ。

いやぁ。観光地だわ・・・。すっごい人、人、人!!久しぶりにあんなに人を見ました(笑) でもお陰さまで景色は最高!前回見えなかったシスターズもその見事な姿を完璧に見せてくれていたし、ブルーマウンテンの名の由来になったユーカリの森ジャミソンバレーを覆うブルーの霧(ユーカリから出るオイルが蒸発してそう見えるのだとか)も何とも言えない神秘的な感じで、何よりこの青空!

私の両親は2人とも旅が好きだけれど、好きなポイントがいつも違います。男と女ってこともあるけどね。母はヨーロッパ風の建物が大好きだし何よりこの旅で一番見たいのは珊瑚礁の海。父はと言えば自分の好みをはっきり言わない人なんだけどとにかく分かっていることは広大な大地や岩が好きだということ。イギリスを一緒に旅したときもストーンヘンジやエブベリーの岩には感動してくれた。この父が一番見たいのはウルル。そもそも自分の希望を滅多に言わない父がウルルを見るために私がいるうちにオーストラリアに来るといったのがこの旅の発端だったのだから。

ま、そんなわけで私も何とかして2人にこの旅を楽しんでもらいたくてそれなりにバランスを取っていたつもりなのですよ。シドニーの大聖堂は母を満足させてくれたからここでは父をね。あちこち自分本位に遊び飛び回っている私が出来るせめてもの親孝行と思いつつ。(←とこれで誤魔化してしまおうとしているのがバレバレだろうか?? ^^;)

ともかくエコーポイントの後はシーニックワールドへ。ここは世界一急だというケーブルとトロッコ、そして写真の最後にあるシーニックスカイウェイというロープウェイが。これらを全て満喫している頃には陽も傾き始めてスリーシスターズもほのかに赤く染まっていました。そして再びシドニーセントラル駅までガタゴトガタゴトと電車に揺られ戻ったのでした(^^)

旅のお宿編?シドニー

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シドニーでの宿は2箇所。
1つは両親が来るまで1人で泊まったユースホステル。
中心部には2つのYHがあり私が泊まったのはSidney Railway Squeare YHA
その名の通り、シドニーセントラル駅のすぐ横にある。
2004年7月のオープンだそうでとてもきれい。
ちなみにここの売り?は実際にホームに面して停まっている
客車が部屋になっていること。
写真の右上はYH側から見たところ。
中にベッドが見えているの分かるかな?
左下はホーム側から。そのためYHAのマークが入っている。
残念ながら私はこの部屋ではなかったのだが
毎朝駅の放送で目が覚め、旅気分を味あわせてもらった。
少々賑やかすぎる気もしたけど(笑)
左上はYHのラウンジ。なかなかオシャレでしょ?
テーブルのガラス板の下には各国の乗物の切符やその他旅に関わるものが
無造作に、でもいい感じではさまっている。
何か持っていたら是非譲って、とゲストへの呼掛けも書かれていて
それもまた旅気分。

さて両親と合流した後、かなり清潔で過ごしやすいとは言え
YHというわけにも、と思いホテルへ移動。
今思えばYHに泊まるというのもいい経験になったかも。
こちらのYHはYouthだけでなく年配の人もかなり泊まっているし
ファミリールームなどプライベートルームも大抵あるので。
ともかく今回はホテルへ。
泊まったのはタウンホールに程近い便利な場所にあるPark Regis Hotel
エキストラベッドを入れたせいもあり部屋は広いとは言えなかったけれど
でもシンプルでなかなか過ごしやすい部屋だった。
それが右下の写真。
そして何よりもこのホテルにしてよかったと思うのが
先日紹介した屋上からの景色
夜景はもちろん昼間の景色も充分に堪能。
更に高いシドニータワーからも景色は楽しんだが
その場合、シドニータワーが見えないから(笑)
余談だけど私は東京タワーの見える景色が好きなので
東京タワーからの景色は物足りないのだ。
そういう点でもこの屋上からの景色はポイント大。

そんな2つの宿、興味があったらチェックしてみてね。

もちろんこちらも堪能

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大都会シドニー(?)に来たからにはもちろん夜景も楽しんでいます。
こちらの夜景、実は泊まったホテルの屋上から撮ったもの。
まさか屋上にあがれるとは思わず行ってみたら
まったく自由に出入り可能。
お陰さまでこんなに美しい夜景を堪能できました。
こう見るとやっぱり大都会だわ?。

ちょっぴり東京の夜景が懐かしいです。

シドニー散策

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シドニー滞在中はほぼよいお天気。両親が来てからもありがたいくらいの晴天に恵まれた。そんな中あちこちをお散歩。両親も基本的に歩くのが好きなのでついつい引きずり回してしまったが、ふと途中でそのペースは彼らには辛いのだと気付いた。ごめん、あれもこれも、と何もかも見せてあげたくて欲張ってしまった。そのため最終日は少しのんびり。それでも時間はたっぷりあったので街の中はかなり見れたのではないかしら?

さて写真。左上2つはThe Rocks。オーストラリアの発祥の地と言われるエリア。歴史的建造物が立ち並ぶ。また洒落たブティックやレストランなども多く、ビジター・センターやDFCなどもあり観光スポットという感じ。右上は近寄ってみたオペラハウス。模様が見える?下段、左からSt Mary's Cathedral、Chinese Garden、そしてシドニータワーから見た港。

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さてこちら。
Queen Victoria Building。街のメインストリート、ジョージストリートにあるショッピングセンター。1898年に建てられ当時はマーケットとして使われていたのだとか。この建物はショッピングをする気がなくても入ってみる価値あり。

からくり時計やステンドグラスなど見所は満載。ちなみに入ってみたトイレもなかなか雰囲気あってよかった。QVBを訪れる機会があったら忘れずにトイレにも入ってみてね。

ところで私達がシドニーに滞在した4日間、実は見事にイースターホリデーと重なっていた。だからどうってことはないはずなのだが、一番の問題は初日にお酒が買えないことだった(笑)お酒好きの父には私のリサーチ不足で本当にかわいそうなことをした。が、まぁ1日くらい休肝日を作ってもバチはあたらないでしょう。逆によかったこと、St Mary's Cathedralではイースターミサの最中。滅多に見られないものを見ることが出来た。

今回はとりあえずガイドブックに載っている観光スポットをせっせと訪れてみたシドニーの街、ゆっくりと暮らしてみると更に魅力が深まるのではないか、というのが感想。なんて両親を待っていた5日間を入れると9日間も滞在したんだけど。

初めの一歩。

住み慣れたクライストチャーチに別れを告げ、新たに降り立ったのはシドニー。降り立ってみてまず思ったこと、それは夏だ!ということ。暦の上ではもう秋という時期でありながらサンサンと降り注ぐ陽射しはどう見ても夏のそれ。真夏を過ごしたクライストチャーチでほとんど活躍しなかったサンダルと膝丈のスカートに早速着替えてお出かけ。やっぱり夏はこうでなくっちゃ!

実はこのシドニー、以前9月頃に5日間という短い日程で訪れたことがある。何故か記憶がいまひとつはっきりとしないのは既に別れた彼との旅だったのが原因か?(笑)それでものんびりと歩いているうちに断片的に見たことのある景色が目に入ってきた。

シドニーに着いてからの5日間は両親待ち。その間は特に急ぐこともなかったので街を歩き回って過ごした。その感想。シドニー都会!日記には「要するに東京と同じなのだ。」と記されていた。つまり東京にいるのとほぼ同じ生活が無理なく出来るということ。美味しそうなケーキ屋さんもあれば(最初がそれかい?笑)、オシャレな雑貨屋さんもあり、本屋も映画館も普通にあり、そして日本で食べられる食材も難なく手に入る。なんて、東京から直接来ていたらそうは思わなかったのかな?

そんなシドニーの王道観光スポットはご存知の通り・・・、

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まずは王道中の王道、言わずと知れたオペラハウス。
この輝く白が青空に映えること!
でもこのオペラハウス、近寄って見るとただの真っ白ではなく
実は模様が入ってるって知ってた?

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お次も同じく王道、ハーバーブリッジ。
このアーチを歩いて登るブリッジクライムは今では定番のアクティビティ。
画面左側、橋の上に小さな人の影が見えるかしら?
え?私?・・・はもちろん登っていません。高所恐怖症です(^^;)

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そんな王道2つを一緒に眺めたい場合は対岸にあるミセスマックウォーリーズポイントへ。

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シティからミセスマックウォーリーズポイントまで行くには植物園を通ることをお薦め。
そこから見るシティはこんな感じ。
緑もたっぷりあるのにちゃんと都会。
それがシドニーの魅力。

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ミセスマックウォーリーズポイントから見たシティはこちら。
やっぱり緑の上に浮かぶ街でしょう?
左側に見える塔はシドニータワー。

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街中から見るとこんな感じ。
このシドニータワー、展望台の上に遊歩道が設置されている。
地上268mの高さだそう。ひぇ?!!
スリルを求める方、挑戦してみてはいかが?

それにしても今見てみても何て見事な青空!
大都会シドニーの青空は侮れないのだ!


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7/14追記:
思いっ切りシドニーをオーストラリアの首都と書いてしまいましたが首都はキャンベラです。
指摘を受けて直しました。失礼致しました。
オーストラリアを3ヶ月も周っていたわけだし、そうでなくても知っていたので
指摘を受けたときにはまさか、と思いましたが書いていましたね。
大丈夫か、私…?
ちなみにメルボルンとシドニーでどちらを首都にするかを揉めたため、
間を取ってキャンベラにしたと聞いたことがあります。

恥ずかしいのでこっそり直そうかとも思いましたが
気になった方もいらっしゃったのではと思い(多分私なら気になる)、追記させて頂きました。
指摘してくださった方、ありがとうございます。
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