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さよなら、青のオーストラリア

サンドフライの痒みに悩まされつつもディスプレイの壊れたカメラを片手に闊歩したブリズベンの街とお別れの日、
バタバタと用意をし早朝のエアトレインで空港へ向かった。

それなのに何故かその日、こんなステキなブリズベンの景色を見ることになった私。
何故そんなことになったかについてはタイムリーに書いていたこちらを参照してね。

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とにかくお陰様でこの景色が望めたのだからこれはよかったってことでしょう(笑)
こちらはMt.Cootha。
街の中心からバスで30分ほど。想像以上に山道で少々車酔いもしたけどとにかくこの景色。
この写真ではわかりづらいけど街の中を蛇行するブリズベン川の様子もよく見える。
ちなみに左上の写真、タイルがその川の蛇行を描いている。
何しろ時間があるものだから、ここのカフェで大好きなひとりまったりを楽しむ。
充分に堪能したら街へ戻り、そこでもボーっと。
夕食を食べた後再びエアトレインで空港に戻ったけどそれでも時間は有り余る(笑)

予定外の真夜中のフライトで実はコンタクトレンズ用品や歯ブラシ等々全て預けてしまっていて
どうにでもなるもんだとそれがまたひとつテキトーな性格を後押しすることになったわけだ。

さて、そんなわけで長いことお世話になったクィーンズランド州にさようならをし
再びノーザンテリトリーの赤い土を踏むことになるのである。
青いオーストラリアとはしばらくお別れ、赤いオーストラリアを堪能します。

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 ← 赤いオーストラリアを早く見たいあなたはクリック♪

ブリズベンの街とフレーザー島からの土産物

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ひたすら散歩でブリズベンの植物園。大学と隣り合っていて学生が多い。
どこの街でも植物園ってついつい入ってしまう。
植物園と言ってもほとんど公園で、散歩にちょうどいいのだ。

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ブリズベンでは美術館、博物館、そして中華街ももちろん散歩。
博物館の中で少々痴漢行為にあい、
「私に触れるなんて百万年早くてよ!」とご立腹の場面もありつつ
街自体は満喫。

ところでね、フレーザー島から強烈なお土産を持って帰った、と以前書いたのを覚えている?
覚えていなくても別にいいのだが。
とにかく強烈に悩まされていたお土産、それはサンドフライに食われた痕。
何しろ痒くて仕方ない。そして気付けばあちこちに。
フレーザー島から戻って随分経つのにむしろ増えてくるくらい。

で、これはヤバイ、とファーマシーへ行ってみた。
「フレーザー島に行って多分サンドフライで・・・」と説明を始めると
私の手や首を見て「ああ、」とおばさん。
聞いてみればやっぱりかきかじると飛びひするんだそう。
先に言ってよ?(泣)

とにかくおばさんは薬を出してくれ
「強い薬だから1週間以上は使わないこと。
これが効かなかったら飲み薬を買いなさい」と
"Zoytec"という飲み薬の名前を箱に書いてくれた。

このサンドフライ、NZにもいて以前のNZ滞在でそういえば私は痛い目にあっていたのだった。
何しろ痕が治らない。
それなのに、ああ、何て学習能力がないんでしょう、私って。
あれから5年以上経っているんだから、前よりも更に痕が治らないのに・・・。

ということで、この痒みこの先かなり引きずることになるのだが
その痕は未だに消えていません(泣)
特に手の痕は普段は目立たないのだけどアルコールに反応して
飲むと浮かび上がるシステム(笑)←笑ってる場合じゃない!
嫁入り前の娘なのに・・・、およよ。

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テスト中。ちょっと手がすべって押しちゃってみて!!

久しぶりに都会だ?!!

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ということで、Noosaを後にした私が辿り着いたのはBrisbane。
ケアンズから2週間ほど海、海、海!と来て久しぶりに高い建物を見た感じ(笑)
久しぶりにこれもいいなぁ?。

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ここ、ブリズベンは大学の街のイメージ。
しばらく観光客で賑わう場所が多かったけど久しぶりに日々の生活をする人々の中に入った。
ここにも無料で入れるプールが。
人工の砂浜もちゃんとあってビーチと同様、焼いている人も多い。

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そしてここで私がやらなければならないこと。
覚えているかしら?私がフレーザー島で相棒のカメラを壊したことを・・・。
壊したと言っても壊れていたのはディスプレイだけで、実は撮れている。
それについてはNoosaのネットカフェでチェック済み。
かといっていつまでも操作の出来ないカメラを使うのも厳しい。
ということで、あれ以来やっと辿り着いた都会にてカメラを直せないかと幾つかの店をまわってみる。
しかし当然のことながら、3日後に発つ私はカメラを預けて直してもらう時間がない。
結局、カメラを直すのはここで断念・・・。
ま、ここで撮った写真は全てディスプレイが壊れたカメラで撮っていたのでどうにかなってたってことだしなぁ。

そんなこんなでブリズベン、もうちょっと続きます。

裸足で散歩。ん?

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あ、気が付けば2ヶ月も放置してしまった・・・。
なんてことはサラッとサクッと無視して先へ進みましょう?!!

フレーザー島から戻った翌日8:00AMのバスに乗り、向かうはサンシャインコースト!
お昼の休憩場所で、何とフレーザー島で一緒だったチエコちゃんとリエちゃんに遭遇。
よくよく聞けば彼女達はサンシャインコーストは通らずにブリズベンに出るので
9:00発のバスに乗ってきたのだとか・・・。
ちょっとどうせ一緒になるなら私だってここで今のバスに乗り換えたかった?!!!
私の朝の1時間を返して!!!(笑)

ま、ともかく2人にバイバイをして1:00PM過ぎに辿り着いたのは
サンシャインコーストの高級リゾート?、Noosa。
ここにもバッパーのバンが迎えに来てくれていてひとまず宿へ。
上の写真はその近くを流れていた川。

ここには1泊の予定なので荷物を置いて早々に出かける。
街から少し離れた場所にあるので1時間に1本くらいの割合でフリーの送り迎えがあるのだ。

サンシャインコーストの中心になるらしいNoosaはビーチ脇のメインストリートも
高級ブティックなどが並ぶまさにリゾート。
私はあまりそういうところは興味がないので向かったのはユリンに聞いていた国立公園。

海沿いをウォーキングしていくと向こう側の美しいビーチに出られるという。

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国立公園の入口には、コアラの標識。
この中に住んでるんだ?。
高台の眺めの良い道を進む。
緑が適度に影を作ってくれ、気持ちがよい散歩。

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そして海がきれ?い!!
ホントにオーストラリアって想像以上に青いのだわ?。
そこここでプライベートビーチのように楽しむ人々を発見。
シートを敷いて身体を焼きつつのんびり本を読んだりするのは定番。
あくせくしないのがいいところ。

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1時間程で辿り着いたのはAlexandra Bay。
かなりの長いビーチで、こうなってくると裸足であちらの端まで歩きたくなるのが人情ってもの。(ん?違う?!)

足の裏にひんやりと砂の感触を楽しみつつ歩いて行く。
こういう時って何だか1人で水着じゃないっていうのがヘンな感じで妙に申し訳なく思えてくるのよね。

なんて思っていた私、ふと気付く。
ここって・・・。ここってもしかして・・・。

そう、最初にお尻を出してうつ伏せに焼いている人を見て、ま、アリか、って思ってたのよ。
だってオーストラリアだし。ヨーロピアンの旅行者多いし。
トップレスくらいはそれ程驚かないわけ(笑)

しかし途中で向こうから歩いてくる完璧な全裸+荷物の人や
完璧な全裸+釣竿なんて人が堂々と向かってくる。
しかも全部オッサン・・・。

そ、そ、そうでしたか・・・。
ここ、ヌーディストビーチだったのだった。
そこで、んじゃ私も行くわよ!くらいのパワーが欲しいところだったが
まだまだ私も甘かった。

ま、だけどそれ程驚かなかった、っていうのは年の功?
年を重ね、更に旅を重ねるに連れ、カルチャーショックを受けにくくなっているのは事実かも(笑)
最近母に「あんたには鈍感力があるわよね」と褒められた(笑)
ある意味そうか?!

ともかく「いや?ん」と顔を覆って逃げ出すこともなく
オッサンと同じく堂々とビーチを往復して戻ったのだった。
いや、服を着ていて場違いだったことだけは謝ります・・・。

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さて再びメインビーチへ。
街をちょっとだけ歩いてみて戻ろうかなと思った頃がちょうど夕暮れ。
昼とは全く違う表情を見せる夕暮れのビーチ。
ちょっぴりセンチになったところで本日のお話は終了。

最終日まで大満足^^

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フレーザー島滞在最終日。最初に向かったのはLake Wabby。
砂丘の端っこにぽつねんとある湖。
そのためここに行くには砂丘を登らなければならないのだ!
それにしても砂の大地にこんな風に木々が育つってすごく不思議。

さて見えてきたのはちょっとびっくりするほど深い翠色の海。
NZのジェイドの色によく似ている。まさに翡翠だ。

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そしてここ、ものすごい傾斜の先に湖がある。
気合のある人々はこここの砂丘を滑っていって湖にダイビング!
若いのう・・・。
私はいつものように砂の上にパレオを広げてぼけ?っと空を眺める。
湖も眺める。
今日でお別れの皆のことも眺めてみる。

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この湖から更に砂丘を横切って最後にちょっとした森を抜けてビーチに出た。
つくづく美しい海なのだ。

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ランチの後、向かったのはLake Birabeen。
またまたのんびりタイムがあったので更にボケッとしてみるがお日さまよ、どこ行った???
右の写真、地面に赤い花が沢山埋まっていた。これ何?
ちょっとジャパニーズなレトロ感があって着物の柄とかになりそう?(笑)

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なんて思っていたら、何何? 雲が動きそうじゃない??!
経験上、こういう雲の時はお日さまが顔を出す!

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フッフッフッフ。やっぱりね?♪
本当はこんなにも美しい湖だったのだ。見られてよかった!!
かなり水の中入って遊んでしまった、1人で(笑)
塩水じゃないから本当に気持ちいい!
このパッケージツアーを一緒に組んでくれたAlisonが、
この島の湖に身体を浸すと全てがPurifyされていくのよ!と言っていた。
まさにその通り。髪の毛の1本1本まで浄化されている感じ。

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ちなみにこの島の道はみんなこんな感じ。
ここを走るんだから、そりゃBumpingしますよ。
シートベルトしていないと大打撃です。

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本当に楽しかったフレーザー島もこの日でお終い。
フェリーターミナルから夕陽を見ながら3日間の想い出を振り返ったのだった。
ああ、本当にいいところだった!

但し、この後しばらく悩まされる強烈なお土産を持って帰ることになったのだった。
それについてはまた次回(笑)

空、青すぎる(笑)

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フレーザー島2日目、本日も快晴なり!
前日に壊れたカメラ、とりあえず撮れているみたいだが
何しろディスプレイが使えないので操作が出来ない。
それに撮れているかどうかはっきりしないじゃない?!
そしてここは不便な島・・・。

とにかくクリスに使い捨てカメラを買いたいと伝え行きに小さなショップに寄ってもらう。
多分、どっちにしても寄るんだったんだと思うけど・・・。
そこには使い捨てカメラはなく、その代わり再利用可能な簡易カメラ発見。
ホッとしてとりあえずそのカメラとディスプレイの使えないデジカメ併用作戦。
結果、デジカメの写真も撮れてたんだけどね(笑)
だからここから先しばらくはファインダー覗いて撮った写真です。

さてこの日私達が最初に向かったのは75マイルビーチ。
島内で最も車で走りやすい道がここなのだ。
何しろ他の道は砂に埋まる車が続出するような柔らかい道だからね?。
そして車だけでなく遊覧用のセスナにとってもここが滑走路。
それが1枚目の写真。

オプションで乗ることが出来たのだけどこの時の私はカメラの打撃が大きくてパス(笑)

ともあれバスはまたもや軽快な音楽に乗ってビーチを走る走る!
それにしてもこれまた何てクリスタルクリアーな海!
実はこの海サメが多いため泳いではいけないのだ。
それも理由なのかな、この透明度。

走り続けたバスが最初に停まったのは波打ち際に打ち上げられて錆付いた座礁船の前。

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青すぎる空と透明すぎる海の間に挟まれて不思議な雰囲気。

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ビーチのすぐ裏手は岩場。色がまた面白い。
水の印象が強烈な島にありながらどことなくノーザンテリトリーの赤い大地を思い出す。

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どこまでも続くビーチは先にもちょっと触れたけどこの島一番の道路。
タイヤの後が幾つも付いている。
その線が奥行きを作っているのが何とも言えずいい。
私達の4WDのバスはあれ。がんがん行けそうでしょ??
そしてビーチの感触を楽しんでいるメンバー。

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その後は岩場に登ってみる。
またもやビーサンで登っちゃったよ、もう何でもありだな(笑)
ここはインディアンヘッドという崖の上。遠くまで見渡せる。
日記には「Breathtakingってこれだって感じ!」と興奮気味に書かれている。
この頃の日記は合ってるかどうかは別としてやけに英語が入ってておかしい。
今だったら絶対浮かばない単語なのにやっぱり使ってるって強いなぁ。

ここはあまりの透明度に上から見ていてもカメやサメが泳いでるのが見えるのだ。
すご?い!

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次に向かったのはシャンパンプールという海沿いに出来たプール。
左上の写真はその辺りから見た景色だけど見えてるのがさっき登ったインディアンヘッド。

さてこのシャンパンプール、その名の通り自然にバブルが出来てるってことだったけど
つまり波打ち際なのでその波の勢いで泡が出来るのね。
この写真だと分からないけど・・・。
何気にサービスショット入ってるから目を皿のようにしてみてください(笑)

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最後は海に注ぎ込んでいるEli Creak。
ここを歩いて行け、って言われてなんで?!と思ったけど
これ妙に楽しい。水も気持ちいいし超リフレッシュ!
海の水もきれいだけどここは周りの木々の緑が気持ちいいんだよね。

で、この後ティータイムがあって本日の行程終了。
それにしても空、青過ぎます!

この日のビュッフェはメキシカン。結構イケた。
そして再びバーへ。
この日はバーのイベントが"TEAM TREVIA"。
普通のトリビア20問+SEXトリビア20問。←飲みの席ですから(笑)
勝者は25ドル分飲めるってヤツ!
私はオランダ人のマーレイとワタクシ命名の"Bumping Dingo"というチーム名で参加。
しかし女2人にはSEXトリビアはやや難しかったぞい(笑)
ちなみにその問題の1つが
「世界で一番コンドームを使う国はアメリカ/中国/日本/(あともう1ヶ国忘れた)のどこ?」というもの。
日本じゃないな、と勝手に思ってたら何と日本だった!
クリスの解説によるとピル解禁になってなかったからってことらしい。
80へぇ?!!くらいだった。

優勝したのはユリン達"Inteligent Jeans"チームだったけど
お相伴に預かり"コックサッキングカウボーイズ"というセクシー?セクシャル?な名前のカクテルを。
(英語で綴るのが恥ずかしいのでカタカナで。同じ?)
ほんのお猪口サイズのグラスに1ショット一気飲みするんだけど
ベイリーズと何か透明なリキュールを合わせたものらしい。
ちなみに私達はネーミング賞をもらいビールを1ピッチャーもらった!

それにしても今回も英会話頑張ったけど、
セイリングの時と違って言訳できなかったのが
決して皆が英語圏から参加していたってわけじゃないこと。
何故かダッチの子が多かったんだけど皆自然に英語を話す。
確かにオランダに行った時の印象は皆英語上手だなぁってことだったけど。
それをユリンに伝えたら小さい頃から当たり前のように学ぶんだって。
やっぱりなぁ。だけど母国語ではないんだものね。
私も頑張るぞ?。

と言った感じで2日目の夜も更けていったのだった。

長くなったけどオマケ付き。↓
続きを読む

世界最大の砂の島に上陸!

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翌日バスでフェリーターミナルへ。向かったのは世界最大の砂の島、フレーザー島。
バッパーで同じユニットだったオランダ人のユリンとは同じツアーのようで
フェリーの中でも話が弾んだ。しっかりしている彼女、年を聞いたら22歳だった、若?い。

お喋りしているうちに40分ほどで無事フレーザー島に辿り着いた。
そこでこれから3日間私達のガイド兼ドライバーをしてくれるクリスとご対面。
同じ4WDバスに乗り込んだメンバーは21人。
最初にローラーコースターとニックネームの付いた道を勢いよく進む。
砂で出来たこの島では道も砂で出来ている。そのためドライブはかなりスリリング。
そんなスリリングなドライブで最初に辿り着いたのがコチラ、Basin Lake。

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目にしたのはエメラルドグリーンの静かな湖面。すごーい。見たことない、こんな色。
ここでしばらくのんびりタイム。
早速水着になって湖で泳ぐ人、寝っ転がって焼く人、など様々いる中、
私はこの周りを1周してみることに。
景色を堪能しながらのんびり歩いていると前方に同じく1周中らしい2人組が。
ということで突然そこに合流し3人でのんびりとお喋りしながら周ってみる。
イギリス人の男の子2人は一緒にツアーに参加したのかと思いきや、
私と同じく1周中の合流だった知らない同志らしい。
その1人ケリンはオーストラリアに入る前、日本に10日間滞在しており
一方のトムは帰りに3日間東京に寄るらしい。
この前セイリングで会った女の子2人も日本に寄ってきたとのことで
乗継だったりアジアとオセアニアを合わせて旅しちゃう人がいたりで
日本にちょっと行ったっていう人多いのだ。

ちなみにまたもや年の話になり、幾つかと聞かれたので「当ててみ」と言ったら
一回り程若く推測されてご満悦(笑)
ホントの年を言ったら、絶対嘘だからIDを見せろと言われまたまたご満悦(大笑)
って少しは幼く見えることについて危機感持て?か?!

それにしても25歳のトムはともかくケリンが19歳って言ったときには仰け反った。
それこそ産めるわ?。

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次はランチタイム。ここでは2人組の日本人の女の子とお喋り。
2人ともシドニーでワーホリ中でラウンドしているわけではなく
このフレーザー島に遊びに来たって感じらしい。

ここではレインフォーレストの中を散歩。
途中で見つけたのはけたたましい鳴き声で有名なオーストラリアの鳥、クッカバラ。
それにしても砂で出来た島に森があるってすごいよね。

森を満喫した後も更に車は走る。
何しろ下が砂。
舗装された道路はないこの島では時々前方の車のタイヤが砂に埋まっていたりする。
それを手伝って皆が車を押したりするハプニングもありつつ進む。

狭い砂の道の両脇には植物が接近していてある程度の速度で走っていると
それらが至近距離すぎて何だかタイムマシーンみたいなのよ。
それにこっちではツアーの最中にどんな曲聴きたい?!みたいなリクエストあり
いい感じの曲が流れてたりして最高のドライブ。

そんな風にして次に私達が向かったのが
この島探訪のハイライトのひとつでもあるLake Mackenzie。

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どうですか?この美しさ。
真っ白な砂にクリスタルクリアな青い水。これ、湖なのよ。
ちょっとアンリアルな感じ。
この美しさを見ておいて水に入らずにいられるか、いや、いられまい。
ということでここでは水に飛び込みましたよ、私。
きゃ?、気持ちいい?♪

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ま、人の多さもかなりなものだったけど、それは仕方ない(笑)

こんな感じで本日のドライブ終了。
部屋は4人のドミトリー。フェリーで話したユリンと同じくオランダ人の2人組。
3人の会話はオランダ語なので何となく面白い。
わからなくても他の言語を聞くの好きなのよね。

食事はビュッフェスタイル。その後なんとなくバーへ。
お昼に話したチエコちゃんとリエちゃんは大のダンス好きのようで
2人でメチャメチャ目だって踊ってた。かっこええ?。

そんなこんなで1日目の夜は更けてゆくのだが
この時点で私はデジカメのディスプレイを壊していたことに気付いたのだった。
ひょえ?。

どデカペリカンと初めて会った場所

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アーリービーチを8:15PMのバスで発った私が次なる目的地Hervey Bayに着いたのは翌日の9:10AM。普通のバスでの1泊だったけど比較的前の席との間隔も広く人も少なかったので横になることが出来、思ったよりも快適。持っていた首枕も大活躍。

アーリービーチの時と同じように今回もまたバッパーのバンが私を迎えてくれた。部屋はユニット式でキッチン、ダイニング、ソファなどが揃ってそれを2つのベッドルームの人たちが共有する形。悪くない。

洗濯も済ませすっきりした後はビーチに出てみる。ビーチ沿いにあった公園のテーブルで海を眺めながらランチをし、そしてビーチに降り立ってみた。ここ想像以上にいいビーチだわ。裸足になってひたすら海岸沿いを歩いているだけで気分爽快!びっくりしたのはペリカンがすぐ側までやってくること。写真じゃわかりにくいけどやたらとデカイですから・・・。

更に歩いて行くと前方から同じように歩いてきたおじさんにハローと声をかけられる。フランスから来たというそのおじさんはもう既にこの地に18年住んでいるとのこと。今でもフランス訛りの強いそのおじさんとしばらく会話を楽しみそしてお互い逆方向へ・・・。それにしても私オーストラリアに住んでかなり長いヨーロッパから来たおじさんにもててない?(笑)

ま、そんな風にのんびりとHervey Bayのビーチを楽しんだ私はまた翌日から2泊3日のツアーに参加するのです。乞うご期待?!

サンキュー、ドリームキャッチャー

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セイリング2日目の朝、かなり早い時間に叩き起こされボケた頭でシュノーケリングの準備。
勘弁して?と思ったのは束の間。
昨日に比べてお天気もよく射し込む陽の光が珊瑚礁の美しさを更に際立てて一気にテンションアップ。
ダイビング装備つけずにこれだけ見られたら上等。

この後はひたすら陸を目指すのみ。
風向きがいいらしく初めて帆をいっぱいに張ってのセイリング。
甲板に寝っ転がって空を見上げていると気持ちい?い!
のだが、風を頼りに向かうせいなのか傾く傾く(笑)
気を抜いたらザブンと海の中よ。
そして無防備に焼け過ぎです・・・。ははは。

写真はクルーの2人。本当にお世話になりました。

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やっぱり青い空は気持ちがいいなぁ。
ヨットの白い帆が映えてその美しいこと!

そんな満喫のセイリングも12:00にマリーナに到着し終了。
夜に皆で集まって飲もうって話になったのだけど
私は実はこの夜、夜行バスでアーリービーチを出発予定。
そんなわけでここで皆にお別れ。

実は2日間海に使っておきながら、船室のシャワーではシャンプーを使って髪を洗ったりできなかった。
で、私はこの夜はバスで1泊なのでどうしましょ、と思っていたところ
キャプテンがマリーナのシャワーを使えるようにしてくれた。
事務所でキャプテンの名前を出して鍵を借りなさいと言ってくれたのだ。

このセイリング、とても楽しかったけど言葉の壁だけではなく
性格や年齢の微妙な壁もあり若者達のワイワイとする中に入れずにいた私。
その中で個人的には少し年齢の上だったカナダ人のご夫婦や
若いけど落ち着いていて話の合ったイングリッシュの女の子2人などと話もしたし
ミチとも日本語で話をしていたけれど、何となく落ち着かない気持ちも残っていた。

そんな私に気付いてかキャプテンは何かと気を遣ってくれていた。
今ではオーストラリアに長いとは言え元々海外から移住してきたキャプテンは
私の感じた言葉の壁を何となくわかってくれていたのかなとも思う。

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そしてこのセイリングへの参加が私のオーストラリアでの現地ツアー1人参加の始まりとなり
この後は少しずつ自分の身の置き場の持ち方を学んでいくことになるのだ。
とゆーか図々しくなってゆくのだわ(笑)

祝!初お泊りセイリング

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アーリービーチに着いた翌日向かったのは町外れの桟橋。
そこにこれから一緒にセイリングを楽しむメンバーが集まることになっていた。
乗るのはDreamCatcherという名の美しいヨット。
Alisonお薦めのこのヨットは確かにパンフレットに載っていたヨットの中で
一番美しいヨットだった。
このDreamCatcherは14人がMAX人数。
桟橋に集まったのは13人。どうやら1人参加は私のみらしい。
メンバーの中に1人混じっていたアイルランド人のリアとペアだった唯一のアジア系の女の子は
自己紹介をしてみたところミチと名乗った。日本人だった。
雰囲気がちょっと日本人ぽくないので意外・・・。
他のメンバーは、カナダ人の夫婦、アイリッシュカップル、イングリッシュカップル、
同じくイングリッシュの女の子2人組×2。
その他にクルーとしてオーストラリアに来て38年になるというオーストリア人のキャプテンと
その他食事の仕度などをしてくれるもう1名。総勢15名。
このメンバーがこの先2泊3日を一緒に過ごすことになる。

かくいう私、かなり緊張・・・。
何しろミチと私以外はみんなイングリッシュが母国語だからね。
ミチだってアイリッシュの子と旅をしてるくらいだから英語は問題ないでしょう。

結局は英語だからということではなくノリの問題で
話が合う人は合うし、何となくしっくり来ない人は来なかったんだけど(笑)

1日目はある程度沖に出るところまで。
そして夜は甲板の上で。
ヨットの周りに魚の群れが来たり、美しい星空を眺めたりしながら
夜は更けていったのだった。

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さて翌朝、午前中はビーチに上陸。
そこから歩いて行ける場所にあるのが行きたかったホワイトヘブンビーチ。
だったのだが、生憎の曇り空・・・。
お天気が悪くてももちろん水はクリアーだし砂も真っ白で見事だったけど
やっぱり晴れの日に見たかったな?。
ちなみに写真にあるのがDreamCatcher号です。
停まっているところだからその美しい帆は広げていないのが残念!

そして午後はシュノーケリング!
5月の頭だったのでちょうどくらげの季節の終わりかけ。
ということで海に入るには必ず着なければならないのがスティンガースーツ。
スティンガースーツというのはくらげよけのウェットスーツ。
そして頭までもすっぽりと変なかぶりもの付き(笑)

肝心の海の中、これはもう見事しか言いようがない。
お天気はイマイチだったもののそれでも珊瑚礁の美しさと言ったら!
そしてウミガメともご対面♪

実を言えば私は若かりし頃グレートバリアリーフのダイビングクルーズに参加したことがあり
この珊瑚礁を見るのは初めてではなかったのだけど
その時は季節のせいなのか浮遊物が多く透明度がとても低かったのだった。
それを思えば今回の海は最高!

セイリングのお話はまだ続きます^^

南国情緒、これでもか!

Magnetic IslandのYHA前から9:15発のバスに乗りフェリーターミナルへ。
そしてフェリーの乗り再びTownsvilleへ。
そこから10:45発のグレイハウンドの乗り継いで15:00に辿り着いたのはAirlie beach。
バスを降りるとそこにはバッパーのバンが迎えに来てくれていた。
YHAではなくて所謂バックパッカーズホステル。
YHAのようにひとつの機関が管理しているわけではないのでその設備や質も様々。
少々不安もあったのだけど申し込んだパッケージに含まれているものなのでまぁいいかと。
着いてみればなかなか。受付の建物の裏手から出ると広い敷地に点在する離れ。
部屋の中にシャワー、トイレ、TVまであってびっくり。
え?普通?いいえ、とんでもない(笑)

さてここ、アーリービーチに立ち寄ったわけはここに来る人々が
大抵目指しているであろうセイリング船を楽しむこと♪
ふふふ。私ってば2泊3日のセイリングに申し込んでいたのだわ。
何をかくそう、ここはウィットサンデー諸島への玄関口なのよん。

ということで翌日のお昼の桟橋集合までの時間は
小さな町をうろうろしてみました。
そしてまぁ青い海と青い空にテンションあがりすぎて
ビキニを買ってしまいましたよ、あなた(^^;) こわいわね、外国って・・・。

本日のご紹介はアーリービーチです。
ん?ん。南国?。

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こちらは海沿いの公園。みんなが思い思いに過ごしていていい雰囲気。

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ビーチも南国情緒溢れている。青い海と白い砂浜、そして椰子の木。
これ以上の南国風景がある?!

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空を見上げれば椰子の葉越しに白く伸びる飛行機雲。

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飛行機雲に沿って視線を落としてみればそこにはプール。
ケアンズと同様、砂浜沿いに無料のプールがあるのだ。

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ここにもレインボーロリキート。
下から見上げた様子。まさにこんな風に逆さになって懸命に食べていた。

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陽が落ちてくると辺りは静寂に包まれ始める。

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真っ青な海が金色に変わるその瞬間。一日の終わりに感謝です。

旅は道連れ世は情け??

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午前中のワイルドライフトークツアーを満喫しテンションあがった私は、YHのレセプションで今後の予定を相談することに。ブリズベンに到着したい日とバスパスを持っていること、そして寄りたい場所をざっと話して動きを相談。行く場所が決まったらそれぞれYHAの予約を入れようと思っていたのだった。

さてそんな時かなり助かるのが、実はYHAのレセプションはトラベルエージェントとしての窓口を兼ねていることが多いこと。YHAの予約だけでなくバスやツアーの予約、その他様々な手配をしてくれるのだ。レセプションの陽気なAlisonと話しているとあれよあれよと言う間にこの先10日間程の予定が立ってしまった!しかも言った先々で手配をしようと思っていたツアー等も全て含んだお得なパッケージ。当初予定していたプランよりもかなりアクティブなものになっていたけどおそらく個々に手配をしていたら経験できなかったことも多いハズ。これは郷に入っては郷に従え方式で行きましょう。トカゲもワニも持ってしまったからにはね(笑)

手配には少々時間がかかるとのことでそれを頼んでおいて私はランチ+ブッシュウォーキングに出かけることに。歩いて数分のHorseshoe Bayまで出てひとまずランチの計画。で、その行きすがら蛇に遭遇したりしたわけなんだけど(笑)

ビーチ沿いの道に並ぶ幾つかのお店の中から適当にひとつを選びそこでチーズバーガーを注文。できあがるのをテラス席でのんびり待っているとちょっと離れた隣の席に座ったおじさん?おじいさん?が"ヤーパン?"と声をかけてきた。スウェーデン人だというトゥールはオーストラリアに来てもう長く今はここに住んでいると。歩いてビーチに行こうと思っているというと丘の上のLookoutもいいから行ってみれば?と言う。行き方を聞いていると「久々だしもしも仲間が欲しければ一緒に行こうかな・・・?」と。

そんなこんなで道連れとなったトゥールが靴を替えに行くというので一旦彼の家へ。実はアーティストだというトゥールの家には彼の不思議な作品がいっぱい。ともあれ水を少々いただいてさて出発。

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のんびりウォーキング、なんて思っていたその道は意外とアップダウンあり。KAIちゃんじゃないけどスカートにビーサンでも意外と歩けるものだと知った(笑) 途中ネイティブな植物や虫、そして遠くに見える景色の説明なども聞けて思いの外楽しい。丘の上に行くのは時間的にムリそうなのでとにかくビーチに出てみた。

ここでああこの人は本当にアーティストなんだなぁと思ったのは見てるものの捉え方が違うのね。岩や砂、空や波、木々など全てが彼には芸術作品に見えてそれがたまらないらしい。「この波がつけた模様はなんて素晴らしいんだ」
「ここに座ってここからの景色を眺め観てご覧。」

そして空を見上げてみるとそれがまたアートだった。扇のように放射線の雲が水平線の方角から伸びていて空を覆っていて何とも言えない面白い景色を創り出していた。

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つくづく知らない場所へ行くことも、知らない人と知合うのも面白いものである。

暗くなる前にと元来た道を再びHorseshoe Bayへ。そしてトゥールの顔馴染みのレストラン(夜はバーかな)でお店のイスラエル出身だという女の子アフラックも交えて夕焼けのBayを観ながら語り合ったのだった。ちなみに夜は夜でどうしてもYHAで食べたいものがあったのでここではスパークリングウォーターを1杯奢ってもらいトーチを持ったトゥールに送ってもらいYHAに辿り着いたのだった。で、その帰りすがら大きな蛙に遭遇したりしたわけなんだけど(笑)

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ちなみに食べたかったのはコチラ。TOPの写真がYHAのカフェなんだけど宿泊するバンガロー以外は全てオープン。朝は輝くお陽様の下で、夜は降り注ぐ星空の下で食事をするのがまたたまらない。

このカフェはアジアンなカレーが有名らしくまぁまぁなお値段だったけどそれを食べないわけにはいかないじゃない? で、ビールをつけないわけには行かないじゃない・・・?

ということで短い時間だったけど大満喫したMagnetic Islandとももうお別れ。この先はAlisonに手配をしてもらったクィーンズランド大満喫の旅が始まるのです。

トトロの森とトカゲちゃん?

ケアンズに別れを告げ朝9:00発のバスの乗り込み15:00過ぎにTownsvilleでバスを降りた。
この日の目的地はそのTownsvilleからフェリーで30分程の場所にある島、Magnetic Island。
島のフェリーターミナルから更にバスに乗継ぎ、予約していたYHAのあるHorseshoe Bayへ。
辿り着いたのはキャンプサイトも併設された"Bungalow Bay YHA"。
バンガローと名の付く通り、各部屋はバンガロー。私が泊まったのは8人部屋でトイレシャワー付。
8人部屋とは言え私以外に2人組がいるのみでとても静か。
夜寝ている間は人工的な音がなさすぎて森からの鳥や動物達の鳴き声がとても響く。
そのけたたましい鳴き声で有名なオーストラリアの鳥クッカバラ(日本名ワライカワセミ)の声もここで初めて聴いた。
バンガローに木の実が落ちる音が聞こえたりしてトトロの世界(笑)
その夜は翌日は何をしようかな?と考えながら眠りについたのだった。

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翌日、爽やかな青空の下目覚めた私は朝食を取り10:00からのワイルドライフトークツアーに参加してみることに。
まずはすぐ隣にあるワイルドパークのような場所へ。
クロコダイルやリザードなどの他にワラビーやコアラなども。
クロコダイルは安全だというフレッシュウォータークロコダイル。顔がシュッと細いのが特長。
リザードも色々な種類を説明してくれる。中には昔一世を風靡したエリマキトカゲも。
舌が青いことからそう呼ばれるブルータング・リザードは持ってみていいよ、と言われたのだが
いえいえ、滅相もない!!!

・・・・・・と思っていたのだが、数人が手にしているのを見て、押さえ切れない衝動が!!

で・・・。結局持ってみましたよ、んでノリノリでカメラに収まる、と。
思えばここから少々おかしくなってきたのだった。
何しろこの時に私の手にぺとっと触ってきたこの小さな手、これが可愛くなくてなんなのか!
これ以来どうやら爬虫類の虜気味(笑)
その証拠なんだかどうなんだか、子ワニまで持っちゃいましたからね。
青すぎる空とうますぎる空気は人間を変えます。

ちなみにこのワイルドパーク、実は出来て間もないそうで日本人でこのツアーに参加したのは
私が初めてだったそう。そんなことが妙に嬉しい可愛い私♪

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ツアーは更にワイルドパークを裏手から抜ける。とそこは自然の森。
高い木々の隙間からこぼれる木漏れ日はたまらなく美しい。
そこにいたのは初めて見る野生のコアラ!
常にそこに住んでいるというので見つけるのは簡単だとは言え
高い木の上に住んでいる正真正銘の野生のコアラだ。これまた感動じゃないの!
他にも写真の紙を作る木などの植物の説明や、昔使われていたという高床式の小学校の説明などなかなか盛沢山。
満足満足♪

さてこの後私はこの先のYHAの手配をするためにレセプションのAlisonに話をするのだが
そこで宿だけではなく先10日近くの予定がポンポンポンッと決まったのだった。
決まった予定と午後の私については次の記事に続きます。

独り旅が始まった!

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ケアンズの空港で両親を見送った私がまずしたこと。
それはその後予約を入れておいたYHAに移ること。
1人になったからにはそうそうホテルに泊まっていもいられないのだ。

エスプラネードにあるYHにひとまず荷物を移して街に出てみる。
まずはとにかくネットカフェを探す。
シドニーで会員になったのと同じ場所を見つけたのだが値段がかなり高くてびっくり!
翌日は天空のラピュタのモデルなのでは?なんて噂が飛び交う
パロネラパークにでも行こうかと思っていたのだが思いの外疲れていたらしく爆睡。
というわけでその日はのんびり過ごすことに決めた。
ちなみにネットカフェにてその日に書き込んだ日記はコチラ

さてさてのんびり過ごす、とは言え両親が来ている間の手配で頭がいっぱいで
それ以降の予定は一部友人と待ち合わせている日程を除き全く決めていなかった私、
とにかくこの先どうやって過ごすかを決める必要があった。
移動にはバスを使う予定だったのでグレイハウンドを扱う近くのエージェントへ。
実際に大体行きたい場所と時間や予算くらいしか決めていず
何より幾つものパスなどからどれを使うのが効率がよいのかなど
パンフレットを見ても全くわからなかったので全面的に相談することに。
担当になってくれたPaulはとても親身で彼には今でも本当に感謝している。

まずは大雑把に期間と行きたい場所を伝えた私にまず彼が進めてくれたのは
ケアンズからブリズベンまでのグレイハンドのパス。
これから2週間ほどはこのパスで移動ができる。
その先は友達が帰ってからの西オーストラリアの旅用。
もともとNZのKiwi ExperienceやAUSのOZ Experienceのような
移動+アクティビティ付のバスは避けていたのだが
ここでPaulが薦めてくれたのはEasy Riderという西オーストラリア内の同じようなバス。
そう、グレイハウンドのオフィスに行ったわけではなかったので様々なバス会社を扱っていたのだ。
グレイハウンドはつまりはバス会社なので町から町への移動手段にはなるが
そこから観光スポットなどに出るためにはまた更に足が必要。
そして宿の手配もその都度しなければならない。
シャイ且つ少々オールドな私は悩んだのだが
そのEasy Riderとやらの方がメリットが多すぎる!
しかも安いのだ!

というわけで結局そちらを選び、よくあるパターンだが2つ以上申込んだので割引料金となり
そしてひとまずグレイハウンドのパスで最初はどこまで行こうか相談に乗ってもらい
そこまでのバスを予約してもらったのだった。

ちなみにこの最初の降車場所、全く行く予定のなかった場所。
最初の目的地にしたかった場所まで1日で進むのは少々キツそうだったので
その途中でお薦めの場所をPaulに相談し教えてもらった場所に泊まることにしたのだ。

そしてその場所はそこを訪れた私のお気に入りの場所のひとつとなった。
写真はその時に泊まった宿のプール。
これだけでもわくわくしませんか?!

そこがどこなのかはまた次の記事で。

P.S. 海外でもらう乗物などのチケットはあまりにもどうでもよさ気な紙っぺらで
いつなくすかと気が気じゃない(笑)

ケアンズでバイバイ

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グリーン島に1泊して再びケアンズに戻ってきた私達。
ケアンズには合計3泊したのだけど最初の2日は生憎の曇天。
町の中はうろうろしてみたもののスカッと晴れた空を見られなかったのだけど
グリーン島から戻ってきた日はなかなかのよい天気。

GBRへの玄関口にもなっているケアンズはビーチの印象がありながら
実はビーチが街中にはない。
その代わり?海に面した公園にこんなプールが。
人工の砂浜などまであるいい感じのプールが何と無料で利用できちゃうのだ。
これってクィーンズランド内では色んな町で見かけたシステム。

このプールいつできたのだろう?
今回私は3度目のケアンズだったのだけど記憶にないのよね。

さて、そしてこの下の写真。上段は3泊したホテル。
コンドミニアムタイプで実はここが両親の一番のお気に入りだった。
ダイニングとキッチン、そしてベッドルームが別にあり
且つ洗濯機と乾燥機も無料で使えた。
そう、まさに暮らすように町を楽しめるのだ。
こちらはナイトマーケットのすぐ隣にあった『Il Palazzo』。
何故か名前はイタリア風。イメージは南欧。
確かにかなりヨーロッパ風の造りでパティオなどがあったりしてね。
もう少し晴れた中満喫したかった。
それにしても写真が全然ないのは何故??
詳しくはウェブサイトに行ってみてね?。

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そしてその下。ケアンズに渡って気付いたこと。
それは今まで見たこともない植物が沢山あったこと。
空港から町までのシャトルから気になっていた黄色い木。
そしてそこにはカラフルなレインボーロリキート♪
かなりぶれてるけど動き続けるヤツをやっと撮ったものだから許して。
この手の彩り豊かなオウム類がオーストラリアでは普通に飛んでいる。
日本のすずめくらい珍しくないかも(笑)

こんなの見始めちゃうとますますオーストラリアとNZって全然違う!と思わされる。
最近じゃさすがに一緒くたにはされなくなったけど
最初に私がNZに行った頃はNZ自体が今ほど日本で認知されてなくて
何度説明してもオーストラリアに行ったことにされていたりしたのだわ。
それって日本に行ったのに「中国行ったんだって?」って言われるのと同じだから。
それほどは違わないか(笑)
でも今回の旅でNZに負けないくらいオーストラリアにも魅了された私、
どちらもそれぞれよくて一緒くたにはされたくないのだわ。

と、すっかり話はズレてしまったけど今回で両親との旅の話はお終い。
ANZAC DAYである4/25にケアンズの空港で2人を見送った私は
いよいよこの旅の本番、独り旅を始めるのです。

乞うご期待!(笑)

蒼くてまぁるいものなーんだ?

赤い大地の広がるノーザンテリトリーでは父の野望が叶った。
それに対抗するかのように「お母さんは絶対空からグレートバリアリーフが見たい!」と
母が言い張ったもので・・。
「仕方ないなぁ」なんて言いつつここでもまんまと贅沢に便乗してしまった。

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前回のウルルが40分近かったのに対しこちらは10分足らずの飛行ではあったけど
この周りを見るには充分な時間。
なんだかおかしな気もするけど受付は100%日本人。
もちろん日本人以外のお客さんもいるのだが(現にこの時は中国人のお客さんと同乗だった)
圧倒的に日本人が多いということだろう。

それでだかなんだか前回はそんなことなかったのに
受付の前にさりげな?く置かれているのは、ん?スケール?!
スケールってホレソレ。体重計よ。
ひえ?ぇ。そこで私は未だかつてない自分の体重の重さに気付いたわけなんだけど。
でもまぁだからと言って断られるほどの重さではなかったらしい。

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さぁて空から見るリーフはどうなの??!
こう見ると本当に島は珊瑚礁の中に浮いているんだ。

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ミコノスケイだったかな?。
ああいうぽっかりとあるビーチ?に船で行くツアーもあった。

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うわ?。地球って本当に蒼くて丸いんだよね?。

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そしてこう見るとグリーン島自体本当に小さな島だってわかる。

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桟橋だってたいした長さじゃないのに島に対して随分長い。

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そうこう見学するうちにまたここに舞い戻ってきた。

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ノーザンテリトリーの赤い大地にも圧倒されたけどこの青い海も侮れない。
母なる海と父なる大地ってとこかな??
なんてやっぱり大地も母なるって呼びたいかも。

とにかくこっちも大満喫!これはお母さんに!ありがとう!
(体重はバレちゃったけどね 笑)

定番のグリーンアイランド!

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珊瑚礁が見たかった母の希望で泊まったホテルはこちら。
ケアンズから高速艇で向かったグリーン島。

1周しても1時間かからない程度の小さな珊瑚で出来たこの島は島全体がグリーンアイランドリゾートとされていてホテルはひとつ。これがまたぶっちゃけ高い(笑)ケアンズから日帰りでも充分楽しめる位置にあり、私も以前それを楽しんだのだけど(何とショッピングセンターの福引で当たった旅行だった!)、今回はできれば泊まりたいとの母の希望を尊重し、やっぱりネットからホテルへ宿泊の問合せ。普通に英語で問合せて宿泊予約を入れていたのだがグリーン島の桟橋で待っていた係は日本人。その他10人程度の人々と一緒にその人についてリゾート内へ。

そう、このリゾート、エアーズロックリゾートに負けないくらい日本人の多い場所。いや、むしろ勝ってる。そもそも日本からのケアンズへのツアーはこの島への日帰りや1泊旅行などを含むツアーが多い。それで正直島の印象は「日本の温泉リゾートみたい」(笑) ケアンズの周りには他にも島は沢山ありどうやら各国毎に縄張り的なものがある模様。縄張りっていうのは語弊があるけど多分ガイドブックで紹介したり旅行会社のツアーで訪れる島が決まっている傾向にあるのだろう。

もちろん少々日本温泉街チックに見えるとは言え周りは美しい海。そして小さいながら自然のままの熱帯雨林に囲まれた島自体とても美しい。

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ホテルの客室はそれぞれ別棟になっていて外の緑を眺めがなら部屋まで向かう形。夜予約したビュッフェもなかなか美味しく食べ過ぎた。部屋に戻ってせっかくのバスタブとジャグジーを楽しもうとしたのに入れなかったくらいだから(笑) いえ、笑ってないで反省します(汗)

ここはリゾートに滞在する場合費用に含まれているものがかなりある。例えばグラスボートだったり、スノーケリング3点セットだったり、島の自然のガイドツアーだったり。滞在費用はそこそこかかるけどうまく利用するとかなり楽しめる。それにしてもかなりの割合で日本語OK。ガイドツアーなんて最初からガイドさんが日本人だから。
 
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自然が残っているこの場所、植物や鳥達も共存している。こう考えると英語の心配なく手軽に南国リゾートを楽しめる場所としては貴重なのかな。

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ということでこんな自然をもっともっと満喫したい!と言う母の希望に更に応えるべくここでも贅沢に便乗です。続きは次の記事でね笑い

熱帯雨林は雨の中・・・

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カラッとした空気と青い空が印象的だったノーザンテリトリーから
一気に空気が湿ったクィーンズランド州へ。
ケアンズに辿り着いた日、空模様は微妙。
実はこの時期、ケアンズはサイクロンに見舞われていてお天気がとても不安定だった。
予定に入れていたKurandaへの列車の日帰り旅も土砂崩れで運休中。
宮崎駿の『天空のラピュタ』のお城のモデルになったのでは?と言われている
パロネラパークもこの頃直撃を受けて入れない日が続いていた。
余談だけどそのせいでバナナが値上がりしていてNZでは1kg1ドル程度だったのに
ここでは1kg12ドルとか!リンゴが1kg3ドルくらいだったからね?。
この後オーストラリアにいる間中、バナナは我慢したのだった。

ラッキーなことに私達がケアンズに滞在した時は雨は降ったものの影響は然程ない程度。
影響と言えば前述のKuranda観光の列車がバスに変更になったくらいだった。

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さてホテルに着いたその日、フロントのおばさんに相談してKurandaツアーを選択。
列車はバスになったもののKurandaの町と近くにある『Rainforestation』という
アボリジニーの文化や動物達との触れ合いなどが体験できるところへも連れて行ってくれ
帰りは全長7.5kmというスカイレールで世界遺産の熱帯雨林を眼下に見下ろしながら
地上に戻ってくるプラン。

Kurandaの町に着くとまずは乗るはずだった列車を見に駅へ。
乗ってきたのはこのツアーを象徴する様々な絵が描いてある派手派手バス。
上段右端はKurandaのお土産屋さん。
下段左端はアボリジニーの楽器デジュリデュを吹いてみせてくれたところ。
その他ダンスショーやブーメラン体験などもあり盛沢山。
そして左の2つはアーミーダックという水陸両用車。
こちらで熱帯雨林の中を見学することができる。
あいにく雨だったけど。ま、熱帯雨林っていうくらいだから感じ出てました(笑)

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そしてワイルドアニマルパーク。
この後私はこの手の小さな動物園には何度も入ることになるんだけどとにかくこれが最初。
上段の真ん中のカンガルーはお腹に赤ちゃん入れてるのわかるかな?
右はワニ。フレッシュウォータークロコダイルと言って肉食じゃない顔がすっと細い種類。
そして下段左端はウォンバット。思ったより大きくてびっくりした。

さてここでは母の希望、コアラを抱っこして写真と撮ることが課題。
こちらはツアー料金に含まれておらず希望者は食事の時間を利用して
勝手に撮ってね、方式だったのでその時間を逃しちゃならないと食後すぐそこへ。

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念願の『コアラを抱っこした写真』は撮れたわけなんだけど
この日のコアラは赤ちゃんコアラだったのだ。
しかもまだ練習中と・・・。
そのため係の人に「とにかくカメラをずっと見ていてください」と言われ
その間にもうひとりの係りがどうにかコアラをこっちに向かせ
その隙にすかさず写真を撮るというなんとも強引な方法(^^;)
だから3人ともコアラがこっちは向いているものの
どうにも突っ張って逃げようとしているようにしか見えない写真が
出来あがったのだった。

それとベイビーコアラは小さくて想像したように
ペタっとくっついてきてはくれなかった。
もう少し重さを感じたかった気も。
いずれにしてもなんだかコアラが可哀想だった。

たまたま私達3人しかそこにいなかったのだけど
混んでいる時なんてひっきりなしだろうしね。ちょい複雑な気持ち。
そういうことを除けば1度は体験してもいいかな。

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帰りのスカイレールはこちら。
森自体に負担をかけないようにと造るときから気を配られたこのレールウェイは
熱帯雨林を空中散歩で楽しめるという見事なもの。
クイーンズランド・エコツーリズム賞など多くの賞を受賞しているのだとか。
こちら、生憎の雨模様で窓には水滴で景色はあまり見えなかったし
途中の乗換駅で楽しめるはずのブッシュウォーキングとそこから見える景色などは
霧で何も見えずちょっぴり残念だったのだけど
やはりどこか感動ポイントが私や母とは異なる父。
とにかく7.5kmもの距離をスカイレールで結んでいるということに
ただならぬ感動を覚えたらしい。
記録魔の父は日々の生活の中でも常にメモを持ち歩き様々な記録をつけているのだが
彼のこの旅のノートはウルルの周りは9kmとかマウントコナーはウルルより高さが4m低いとか
多分に数値の情報で埋められている模様。
そう言えば彼は長年経理をやってきた人だったんだっけ(笑)

オマケだけど日本人は確か私達だけで日本好きだというバスのドライバーさん(兼ガイドさん)と
妙に話がはずみ(ってあちらがお喋り好きだったんだけど)
帰りにメールアドレスと電話番号をくれたわよ(笑)
こっそりくれたんだけど目ざとい母に後で
「連絡先もらったでしょ?。」と嬉しそうに言われました。
あははは?。結局別に何もないんだけどね。やる気なし?
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